
ついにPCの買い替えを決断。
7年半ぶりのPC買い替え! “快適” を超えた “進化” を体感した話
こんにちは!
ワタクシ、ついに7年半ぶりにPCを買い替えを決断いたしました。
今回の買い替えは、まさに悩みに悩んだ“魂を込めた”アップグレードでした。
前回のPCも7年半大活躍してもらい大好きでしたが、「ゲームの進化にスペックが追い付かない…」というもどかしさがずっとあってここ1年くらい考えていました。
7年半も経つとさすがにね...
そこで今回は思い切ってPCを買い替えましたので、FF14のベンチマークも含めて詳しく書いていきたいと思います。

目次

買い替え前(旧PC環境)とその悩み

■ メイン構成(買い替え前)
- CPU:Intel Core i7‑8086K(6コア/12スレッド、クロック最大5.0GHz)
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 2080(8GB VRAM)
- メモリ:32GB
- ストレージ:OS+アプリ用 SSD(500GB)、ゲーム専用 M.2 SSD(1TB)、その他雑用 HDD
- 電源&冷却:650W 80PLUS Gold電源、空冷
■ 状況と不満点
- フレームレートの低下:正確には数字はそこまで気にしていないが、動きに違和感があればやはり気になる。例えば大規模FATEやレイドで負荷がかかればたまにカクつきが目立つように。
- エリアチェンジ遅延:都市・フィールド間移動でのロード待ち時間が少しずつ気になっていた。
そのせいかは確かではないがクレセントアイルではFATEに間に合わないこと多数。 - 映像美に関して:特にグラフィックアップデートにより、高品質基準でもいくつか設定を下げて安定させていたので最高品質で快適に遊びたい!!
もちろん旧構成でも多くのゲームは快適に動いていたし、日常利用では問題なかったのですが、「大事な時間だからこそ最高の体験で遊びたい!」という思いが強くなり、ついに買い換えを決意。
購入動機とパーツ選定の経緯

買い替えの動機としては先にも述べた通り、時代に追いつけなくなってきたのを体感したのがきっかけでした。
特にお気に入りのFF14が快適に遊べなくなってきたのが決定打でした。
もともとFPSなどと比べればPCのスペックはそこまで要求されませんでしたが、大きなグラフィックアップデートもあり、最近ではグラフィックの品質は下げ気味で遊んでいました。
FF14以外でも最近のゲームは要求スペックがあがってきていますよねー。
モンハンワイルズがめっちゃいろいろ低設定にしてぎりぎりで動いていたのも割と決め手となる一因。
そして、最終的な決め手は以前買ったショップの系列店にCPUやGPUのアップグレードの相談に行ったら、「CPU変えるために全部パーツ買い替えになるから、丸っと買い換えたほうが安くなるかも」というありがたいお言葉をいただき、事前の自前調査でもそんな気がしていたのでそうなりましたww
いろいろ調べて検討した結果、とあるBTOでセール中だったものを購入しました。
購入の決め手は以下の通り。
■ CPU:Ryzen 7 7800X3D
- FF14はマルチプレイヤー・大人数・物理演算などCPU負荷が重め。
- 3D V‑Cache版 Ryzenはシングルスレッド性能+大容量キャッシュの安定性が魅力。
- 今のRyzenはゲームにめっぽう強いらしく、そのなかでも最新ではないもののつよつよCPUだと聞き及んだのでお値段とも相談の上こちらに。
■ GPU:RTX 5070 Ti
- 2080世代はまだ戦えるが、4K・WQHD高フレーム維持には厳しさあり。
- 5070 TiはAda Lovelace世代の最新ライティング&AI技術搭載で、新世代のゲームに対応力が高い。
やはり頻繫に買い替えるものでもないため、どうせなら買える中でいいものをと思い選択。
■ マザーボード&メモリ
- 将来性が高いとう面と拡張性が高い面の両立がうれしい。
- メモリはDDR5‑5600で32GB;余裕あるスペック構成。
AIも画像生成なんかも少し触るのでとりあえず32GBで今後の遊び方次第でアップグレードも検討したい。
■ ストレージ
- 大容量かつ高速なGen4 NVMeで、OSもゲームもで高速読み書き。
- エリア切替やワールドロードが遥かにスムーズに。
- steamゲームやAIなんかで必要になればSSDを1TBか2TBくらい拡張しようかなと目論む。

新旧スペック比較

項目 | 旧構成 | 新構成 |
---|---|---|
CPU | Core i7‑8086K(6C/12T、最大5.0 GHz) | Ryzen 7 7800X3D(8C/16T、3.5 GHz+大型3D V‑Cache) |
GPU | RTX 2080(8GB GDDR6) | RTX 5070 Ti(16GB GDDR7) |
メモリ | 32GB | 32GB DDR5‑5600×2 |
ストレージ | SSD 500GB + M.2 SSD(1TB) | 【NVMe SSD PCIe4.0】2TB Crucial P3 Plus |
主な特長 | Z390チップセット、空冷 | ASUS B850M AYW GAMING WIFI AM5 (Micro ATX)、空冷 |
ここで注目してほしいのは「Ryzen 7 7800X3D」の3D V‑Cache(通常V‑Cache+L3キャッシュ)が多い点。
FF14のようなCPU依存度の高いゲームにおいて、大きな性能差が出る期待があります。
またGPUも世代が変わって、レイトレーシング性能やAI補正が大幅進化しているのがミソ。
Ryzen 7 7800X3DはCore i7‑8086Kと比べればまさに雲泥の差!
めっちゃ快適です!!
GPUのRTX2080は意外とまだ善戦してくれていた体感がありましたが、いかんせんCPUがそろそろ頼りない感じになっていたかなと思います。
RTX2080は流石、当時のハイエンドモデルだなという感想と”今までありがとう”という感謝をしたいです!!
水冷にしようかどうか非常に迷いましたが、耐久性とメンテナンスの面から面倒くさがりな私は空冷を選びました。
代わりにPCケースはとてもとても通気性が良いものを選びました。

FF14ベンチマークの比較テスト
まずは、以前のPCでベンチマークやってみた結果がこちら。
ウィンドモードになっていたことに後から気が付いたけれど、もう一回フルスクリーンでやるのが面倒くさいのでここまま突き進みますw

最高品質だとスコアは5802で普通。
やはり品質をさげて安定するところでやるのが無難な感じ。
分かってはいたが現実を突きつけられる感じ...
そんでもって、お次は新PCでのベンチマーク!!

最高品質でスコアは14053でとても快適!
おおよそ、3倍に満たないくらい。
いやーすんげーうれしい!!
実際グラフィックの設定などをとても良いものにしてもぬるぬる動きます!!!
これだけスコアが出るとはありがたいことです。
ここまでくればFF14以外でもほとんどのゲームはかなり快適に遊べるのではないでしょうか。
これだけでテンション爆上がりだし、これからのゲーム人生が楽しくなりそうですね!!
実際のプレイ感・使用感レビュー
さて、実際のところはどうなのか見ていきましょう!!
早速、新しいPCで動かしてみようとして、各種設定が初期になっていることに気が付き愕然w
キャラクター設定をサーバーにアップロードすれば、戻せるのでまず旧PCで久しぶりに設定をアップロードし、新PCでダウンロード。
やり方は簡単で、ログイン時のキャラクターの名前の横にある人型に歯車がついているアイコンを選択。
するとアップロードとダウンロード、さらに復元があるので対応するものを選べば可能です。

皆さんも設定をアップロードしておくとなにかがあったとき安心なのでぜひやっておくことをおすすめします!!!
やっと触れるようになったので早速グラフィック設定を最高品質へ。
やべーめっちゃきれい。語彙力なくなるわw
壁や床の質感が天と地の差だと感じるほど。
改めていろいろ見て回りたい!!
そのうち初期のほうのマップから見て回って記事にしようかな。
そのときはまったりあげていくのでお楽しみに!!

ちなみに一番グラフィックの違いを見せつけられたのはFF14ではなく、モンハンワイルズでした。
あれはガチのギリギリでポリコン化しないくらいで動かしていたので最適すぎてやばかったですww
ますますいろいろなゲームが楽しみです!
MTGもFFコラボがあったので、前々からやっていたMTGアリーナがさらに楽しく、可処分時間が足りない!!!
総まとめと購入検討者へのコツ

さて、今回はいつものゲーム内容とは違ったハード側のお話となりました。
一定のスペックが約束されているPS5民やXbox民のみなさんはもちろん、PC勢のみなさんも切っては切れない関係なのがハード側のスペックです。
最近はPS5なども値上がりしていますし、今後ゲームは昔ほどのお手軽さはなくなっていくのかもしれません。
私はPS5も持っていますが、今後はPCに集約させようかなと思っています。
- “今”の投資が“数年後”まで快適さを続ける:
今回の買い替えは費用こそ張りましたが(ざっくり30万ほど)、得たものは“明確な性能向上”と“精神的な余裕”。
長く使えば使うほどコスパが良くなる感覚です。
実際、7年半前にいいものを購入したからこそ今まで長いことゲームを快適に遊ぶことができました。 - 用途特化でCPU選定すると満足感◎:
FF14なら「3D V‑Cache」搭載CPUが効果抜群、それにVRAM大きめGPUを合わせると安定します。
大は小を兼ねるともいいますし、買えるならいいものを買ったほうが遊ぶ幅が持てます。
もちろん、無理して買う必要は微塵もありません。
リスクとコストのバランスが大事かなと思います。 - ベンチ&体験レビューは大事:
自分の環境でしっかり測ることで、「こんなに変わるのか!」という驚きが得られます。
初めての人はぜひ公正な比較検証を。
今回私はCPUやGPUを主に見ていましたが、メモリの増設だけなんかでも変わるものは変わると思います。
各々にあったものが見つけられると良いですよね!
今回のPC買い替えは「自分へのご褒美」であり、「ゲーミングライフを大幅に快適にする投資」でもありました。
FF14を中心に、ゲーム全体の体験が劇的に向上した今、「もう少し早く買い替えればよかった」と心から感じています。
さらに今回のPCは無線も対応しているので更にいろいろほしくなる予感w
ヘッドホンなんかは結構前から検討しているもののひとつ。
どうしようなぁー
もし現在、PCの動きがなんとなく重い、ロードが遅く感じる、fpsが安定しないといった状態にあるなら、それは“限界サイン”かもしれません。
最新世代のハードウェアに乗り換えることで、きっとより強く、より長く、ゲームを楽しめるようになるはずです。
ぜひこの記事が、検討中のあなたの一助となれば幸いです。
それでは、まだまだ楽しい冒険者ライフを!!
